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地域で取り組む“孫育て”講座

2010年10月06日

  • シルバー世代を対象に始まった「孫育て講座」

    シルバー世代を対象に始まった「孫育て講座」

 地域ぐるみの子育てに積極的に関わるシルバー世代を増やそうと、赤穂市老人クラブ連合会は6日、中広の総合福祉会館で「地域“孫育て”講座」を開講。市民35人が受講した。
 しつけやレクリエーションなど子どもと関わるコツやきっかけを各分野の専門家から学ぶ7回シリーズ。第1回は随筆家で「県立こどもの館」元館長の赤松愛子さん(80)が「子育て親そだち」と題して講演した。
 赤松さんは思春期の子育ての難しさに触れ、「反抗期には、誰かが両親に代わって子どもに接することが大切」とし、「他人の子がよくなれば自分の子もよくなる、という気持ちで、地域で取り組んで」と呼びかけた。
 4人の孫を持つ中広の女性(67)は「孫と接する大切さを感じた。他人の子を叱ることは難しいかもしれないが、勇気を出して声を掛けたい」と話していた。
 講座は無料で1回のみの受講も可。総合福祉会館で午後1時半〜3時(次回のみ市民会館)。Tel43・6809(市高年福祉係)。今後の日程は次のとおり。
 ▽10月14日(木)=子育て支援情報
 ▽10月26日(火)=現代育児講座・子育て今と昔
 ▽11月9日(火)=薬の飲み方、与え方
 ▽11月15日(月)=絵本の読み聞かせ講座〜朗読・発声・実践
 ▽11月24日(水)=音楽療法士によるリズム遊び
 ▽12月7日(火)=昔の遊び親子のふれあい


お知らせ ]

掲載紙面(PDF):

2010年10月9日(1915号)4面 (11,715,097byte)


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