2010年10月08日
全国大会での健闘を誓う松原彰儀選手
10月23日に千葉県国際総合水泳場で開幕する第10回全国障害者スポーツ大会の水泳競技に赤穂特別支援学校高等部3年の松原彰儀選手(17)=真殿=が出場する。同校から同大会への出場は平成18年、19年のバスケットボール部以来3年ぶり。松原選手は「高校最後の大会なので、精一杯がんばりたい」と意欲を話している。
今年5月、西宮市総合福祉センター水泳場であった県障害者スポーツ大会で50メートル自由形2位。30秒00のタイムで全国大会の参加標準記録を破った。その後にあった県の強化合宿でも力をつけ、50メートルバタフライ、200メートルリレーの計3種目に出場が決まった。
中学時代も水泳部に所属し、個人、リレー両方で県総体に出場した。現在は赤穂市民総合体育館プールで週3〜4日練習している。夏休み中は母校の坂越中で泳ぎ込み、赤穂高との合同練習では同世代選手の泳ぎに刺激を受けた。
物心つく前からベビースイミング教室で水に親しみ、母親からは「水の中で笑っていたよ」と言われる。「陸と違って、水の中は重力を感じない。調子がいいときは、まるで空を飛んでいるような感覚になる」と水泳の魅力を語る。
5日の全校集会で行われた壮行会では、生徒会長の濱邉祐佳里さん=3年=から「赤穂の地で心から応援しています。持っている力を発揮してがんばって」と激励を受け、「大好きな水泳で、みんなに勇気と活力を贈れるよう、ベストを尽くします」とあいさつした。
松原選手は「全国大会でどこまで泳げるか少し不安もあったけど、応援で吹き飛んだ。1位を目指そうという気持ちになった」と決意で表情を引き締めていた。
[ スポーツ ]
コメント
全国レベルを知ることでも成長すると思います。頑張ってください。
投稿:全国レベルを知る 2010年10月11日
頑張れ!あきちゃん
投稿:高雄応援団 2010年10月08日
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