2010年10月16日
「ぼくのブック・ウーマン」 ○文/ヘザー・ヘンソン ○絵/デイビッド・スモール ○訳/藤原宏之 ○さえら書房
今年は「国民読書年」です。それにちなんで何冊かの絵本が出版されました。これはその中の一冊です。
タイトルに含まれている「ブック・ウーマン」とは、本を宅配する女性のことです。アメリカ合衆国第32代大統領のフランクリン・ルーズベルトが雇用促進事業として導入しました。
つまり、アメリカでは今から80年も前に本の無料貸し出し制度があったのです。夢のような話で、このことに私は大きな感銘を受けました。
ページをめくるたびに、「図書館とは…」と何度も考えさせられました。また、子どもたちに本の魅力をどのように伝えていけばよいのか…とても大切な「何か」に気付かされました。
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「ぼくのブック・ウーマン」○文/ヘザー・ヘンソン○絵/デイビッド・スモール○訳/藤原宏之○さえら書房
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▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2010年10月16日(1916号)4面 (11,262,910byte)
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