2010年10月25日
県高校定通制発表大会で優秀賞の木元則喬さん
学校生活を通して学んだことや感じたことなどを発表する「第60回兵庫県高校定時制通信制生徒生活体験発表大会」(16日、三田市総合文化センター)で、赤穂高定時制2年の木元則喬(のりたか)さん(24)=古浜町=が優秀賞に選ばれた。
木元さんは「興味のあることに時間を費やす方が充実した人生」だと当初は高校進学しなかった。しかし、就職活動の際に「高卒以上」の学歴を求められて採用されなかったり、学業と遊びを両立して友情や恋愛もおう歌している同級生を見るうちに、「このまま終わりたくない。私は変わりたい」と定時制高校の門をたたいたという。
「成人高校生だからこそ」と題した発表では、年下のクラスメートたちから刺激を受けながら成長する学校生活の喜びをスピーチ。「頑張るのに早いも遅いもないし、人はいつでも成長できる。これからも信じる道を、確実に、しっかりと踏みしめて歩きたい」と思いを語った。
同校からの県大会出場は12年ぶり。9月以降はほぼ毎日、授業後約1時間練習した。感情をしっかり表現するため声のメリハリには特に気を付けた。
「受賞は今まで出会ってきた多くの人が自分を支えてくれたおかげ」と木元さん。昨年度の高卒認定試験に合格し、通常より1年短い3年で卒業できる。「夢だった大学に進学し、将来は管理栄養士になりたい」と希望にあふれている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2010年10月30日(1917号)3面 (15,427,338byte)
コメント
きゃー!木元君素敵!!!
投稿:千鶴子 2013年10月16日
素晴らしい頑張りやね!応援してるでぇ!
大した事もせず赤穂市外で45歳になった男のチリ紙にもならんコメントは気にすんな。
投稿:赤穂市民 2010年10月29日
スピーチはともかく定時制の2年間を頑張り、よくその心境にまで達したものです。回り道でしたが結果オーライでこの受賞を励みにその心意気を忘れずに希望を追いかけてください。
全くアカの他人ですがオメデトウ応援したいと思います。笑顔に日々の充実と希望が満ち溢れているよ木元くん。髪型はもう少しおとなしめに。
投稿:元赤穂市民 45歳・男 2010年10月29日
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