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有年小に「緑の少年団」最優秀賞

2010年11月06日

  • 学校代表で最優秀賞を受賞した有年小3年生と協力者のみなさん

    学校代表で最優秀賞を受賞した有年小3年生と協力者のみなさん

 森や緑をテーマに特色ある活動や学習を行ったとして、有年小学校(塩田進校長)が「兵庫県緑の少年団発表大会」で最優秀賞を受賞した。同校は来年奈良で開かれる全国大会に県代表として出場する。
 「緑の少年団」は緑化活動を通して子どもたちの健全育成を図る自主組織。学校、地域単位で全国約3800団体があり、会員数は33万人に上る。有年小は平成16年に県連盟に入団し、3年生以上の児童が校区内の里山で地元自治会やボランティアの支援を受けながら環境体験学習を行っている。
 16日に県立こどもの館(姫路市)で行われた発表大会には3年生14人が学校を代表して参加。共有林での枝打ち体験や「あこう河鹿の森」での自然観察などをスライドで紹介。森林が生態系や防災に果たしている役割の大切さを訴え、「学校のみんなや地域の人にも、私たちが見つけた森の秘密や楽しさを伝えていきたいです」とスピーチした。
 講評では「森林を大事にする大人への土台作りになっている」「地域や外部の協力も得ており、今後の少年団活動のあるべき姿」など高く評価され、赤穂市から初めての最優秀賞に。児童の一人、尾崎帆乃佳さん(8)は「有年の里山が自然豊かであるということが表現できてよかった」と受賞を喜んでいた。


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掲載紙面(PDF):

2010年11月6日(1918号)1面 (9,328,970byte)


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