2008年04月16日
平塚運一の作品を紹介する佐野正幸館主
日本版画の土壌を築いた功績を作品で振り返る「創作版画の先駆者 平塚運一&山陰の版画家」展が加里屋お城通りの「たでのはな美術館」で開かれている。
平塚の没後10年を記念して企画した。初期の木口木版や多色作品をはじめ、力強いモノクロ版画や晩年の裸婦百態など18点を紹介。佐野正幸館主は「一つひとつの彫り方、初期から晩年にかけて変化する作風を見比べてもらえれば」と鑑賞を呼びかけている。
平塚が島根県出身であることにちなみ、「城の版画家」として名高い橋本興家、野崎信次郎など山陰地方出身の作家による作品も展示。
5月25日(日)まで。入館料は中学生以上200円。午前10時〜午後5時開館で火曜休館。Tel090・3496・4282。
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掲載紙面(PDF):
2008年4月19日(1791号)4面 (6,710,911byte)
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