2010年11月06日
リニューアルした銀波荘の大浴場「海遊大浴苑」。海との一体感が魅力
来年3月に開業60周年を迎える御崎の温泉旅館「銀波荘」(成世邦俊社長)が事業費3億円をかけて取り組んだ大浴場のリニューアルがこのほど竣工。「海遊大浴苑」として生まれ変わった。同社は「国内随一の景観と迫力が自慢。これを機に赤穂温泉の魅力を全国に発信したい」と話している。
これまで旧浴場とプールだった約450平方メートルを今年1月から大規模改装。「天海の湯」と「岩海の湯」に一新した。いずれも露天風呂、内湯、サウナなどを備える。
海に面した湯船からは島々が浮かぶ瀬戸内のパノラマが一望できる。「海に溶け込むような感覚を求めて設計した」という露天風呂は潮騒と海の香りに包まれ、西の空があかね色に染まる夕暮れの美しさは格別。「パンフレットやホームページで見たよりもすばらしい」「今まで入った風呂の中で、ここが一番」などと利用客からも大好評という。
同社は今後、入浴と食事をセットした日帰りプランを増強し、京阪神を中心に本格的なPR活動を展開する。改装事業を指揮した成世明弘専務(32)は「瀬戸内沿岸では他に例のない設計。自信を持ってお客様をお迎えしたい」と胸を張る。
「赤穂のみなさまにも、ぜひくつろいでもらえれば」と日帰り入浴料は従来と同じ1500円(タオル付き。小学生750円、5歳以下無料)。曜日を問わず、午前11時〜午後6時(受付は5時まで)に利用できる。問合せはTel45・3355。
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2010年11月6日(1918号)3面 (9,328,970byte)
コメント
何かええ感じになっとるがな!
投稿:お風呂好き 2010年11月06日
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