2010年11月17日
雄鷹台山の木々に樹名札を取り付けた赤穂小児童
「ふるさと兵庫百山」の一つで、手軽なハイキングコースとして人気のある雄鷹台山(標高253・3メートル)で17日、赤穂小学校(尾上慶昌校長)の3年生70人が樹名札を取り付けた。
登山口が同校から徒歩5分の距離にあり、児童にとって遠足で親しみのある山。3年生は今年5月にも自然観察を行った。
子どもたちは2日前に各自が作成した樹名札を手に登山。塩屋の安藤収二さん(67)ら「ひょうご森のインストラクター」4人の案内で、山道沿いに自生するドウダンツツジ、ウバメガシなど約60種90本にプレートをかけた。
樹名札は間伐材をスライスした縦約7センチ、横約30センチ。表に樹木の和名と学名、裏に作成した児童の名前などが書かれている。ガマズミとヤブニッケイに札を付けた鎌島麗羽さん(9)は「この山に多くの植物が生きていることを登山する人に感じてもらえたらうれしい」と話していた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2010年11月20日(1920号)4面 (10,699,947byte)
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