2011年01月26日
信徒も参加して行われた防火訓練
木造千手観音坐像が赤穂市内唯一の国有形文化財に指定されている尾崎の普門寺(藤本恵祐住職)で26日、「文化財防火デー」に合わせた消防訓練が行われた。
坐像が安置されている本堂近くで出火したとの想定。市消防本部の隊員25名がポンプ車など5台で出動し、放水や負傷者搬送などを訓練した。信徒ら約20人も参加し、観音像に見立てたケースを運び出した。
同寺によると、ここ30年ほどは消防訓練を行ったことがなかったといい、代表総代の中西優さん(76)=清水町=は「火災はいつ起きるか分からない。今後は定期的に手順を確認したい」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2011年1月29日(1930号)1面 (12,074,172byte)
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