赤穂民報

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砂子の潮止井堰、ゲート修繕中

2011年01月29日

 砂子の千種川潮止井堰でゲートの修繕工事が行われている。堰の上流と下流の両側に土のう袋を積み、水の流入をブロックした上で作業。2カ年計画で完了を目指している。
 県によると平成20年6月ごろ、堰の操作と点検を委託している赤穂市から「ゲートが下流側にやや傾いている」と報告を受けた。手動補正の数日後には再び傾くことから、ゲートを起伏させる油圧シリンダーに何らかの異常があることが判明。出水期を外して昨年10月から修繕に着工した。
 4門あるゲートのうち、今年度は2775万円かけて右岸側の2門を修理。来年度に残りを施工する予定。
 同井堰は農業用水の確保などを目的に昭和54年竣工。県は「異常が発生した後も手動で傾きを直しているので堰の機能は果たしている」としている。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2011年1月29日(1930号)1面 (12,074,172byte)


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