赤穂民報

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多彩な音色で魅了、ハーモニカフェス

2011年02月20日

  • ハイレベルな演奏が客席を魅了した「赤穂ハーモニカ・フェスティバル」

    ハイレベルな演奏が客席を魅了した「赤穂ハーモニカ・フェスティバル」

 ジュニアからプロまで高い技術を持つ奏者らが集った「第1回赤穂ハーモニカ・フェスティバル」が20日、中広の市文化会館(ハーモニーホール)小ホールで開かれ、世界ハーモニカ選手権で優勝した経歴を持つ斎藤寿孝氏らの演奏に満員の客席が聴き入った。
 「赤穂にハーモニカの魅力を広めたい」と市民有志の実行委員会が主催した。“ハーモニカのまち”として知られる神奈川県厚木市のカルテット「The Who―hoo」、小学4年生で昨年のアジア太平洋大会金賞の平良須門君など10組が出演。ポップス、ブルース、演歌など幅広いジャンルの曲目を奏でた。
 斎藤氏は「津軽じょんがら節」、赤穂に伝わる民謡を基にした「浜すきうた」など3曲を演奏。手にした2台のハーモニカを自由に操る高度なテクニックで聴衆を魅了した。
 世界トップレベルのステージとあって、前売券は完売し、立ち見が出るほどの盛況。実行委員会は「予想以上の反響。ぜひ第2回に向けて準備したい」と成功を喜んだ。
 哀愁を帯びた音色や迫力あるサウンドなど音の豊富さに驚いたという尾崎の主婦、前島理恵さん(51)は「種類もたくさんあるのですね。また聴いてみたいと感じました」と話していた。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2011年2月26日(1934号)3面 (12,704,762byte)


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