2011年03月05日
『こびととくつや』 ○絵/カトリーン・ブラント ○訳/藤本朝巳 ○平凡社
グリム兄弟の童話が「こびととくつや」という絵本になりました。
この絵本のような童話は、かつて読んだことがあったのであまり興味がわきませんでした。しかし、絵本のページをめくってみて、私のイメージは一変しました。
こびとがはだかでやってくるなんて思ってもみませんでした。さらに驚いたのは、絵の表現が本当に楽しく、子どもたちの姿がそのまま描かれているということです。
この絵本に接することで、改めて絵本のすばらしさに深く感動し、よりいっそう絵本の魅力のとりこになりました。
* * *
『こびととくつや』○絵/カトリーン・ブラント○訳/藤本朝巳○平凡社
* * *
▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2011年3月5日(1935号)4面 (11,161,843byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。