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2年分まとめて「千種川の生態」

2011年03月08日

  • 2年分の調査結果をまとめて発刊された冊子「千種川の生態」

    2年分の調査結果をまとめて発刊された冊子「千種川の生態」

 赤穂ライオンズクラブ(LC、立花剛会長)をはじめ近隣6クラブが合同実施した水生生物調査の結果をまとめた冊子「千種川の生態」第37・38集がこのほど発刊された。
 千種川沿いのLCは毎年9月ごろ、流域の小中学生といっしょに川に生息する生き物の種類と数を調査。その結果を表などに整理した冊子を記録として残している。今回は、台風被災により発行を見合わせていた平成21年分と合わせて2年分を一冊にまとめた。
 冊子によると、流域全体での種類数が減少したものの、きれいな水質を好むカワゲラ類が中流域まで広く分布した特徴がみられた。調査、編集ともに協力した「千種川圏域清流づくり委員会」の横山正さんは「洪水によりダメージを受けた反面、河床をきれいにした影響もあったと思われる。河川管理者である県にも調査結果を示し、川づくりのあり方について連携を求めていくことも必要だ」と考察している。


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掲載紙面(PDF):

2011年3月12日(1936号)3面 (9,959,321byte)


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