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赤穂市でも災害警戒本部

2011年03月11日

  • 津波注意報を受けて設置された赤穂市災害警戒本部

    津波注意報を受けて設置された赤穂市災害警戒本部

  • 津波に備えて防潮扉を閉鎖する市職員

    津波に備えて防潮扉を閉鎖する市職員

 三陸沖で発生した大地震による津波注意報発令を受け、赤穂市は3月11日午後3時32分、家根新・安全管理監を本部長とする災害警戒本部を設置。海、河川に面した防潮扉計61カ所を同5時20分までに閉鎖した。同本部の発表によると、同6時現在、市内で津波被害の情報は入っていないが、「引き続き警戒が必要で、海岸や河口付近には絶対近づかないで」と呼びかけている。
 同本部が気象庁に確認したところ、「赤穂市沿岸部には午後5時10分ごろ第1波が到着。高さは肉眼ではわかりにくい程度」との情報を得たという。
 気象庁は同日午後3時半、兵庫県瀬戸内海沿岸に津波注意報を発令。予想される津波の高さを「高いところで0・5メートル」とした。市は本部設置と同時に防潮扉の閉鎖を指示。職員26人と地域住民の手で順次閉鎖した。赤穂港の今後の満潮時刻は12日午前4時56分ごろ。


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