2011年03月12日
地元開催の近畿選抜に向けて意気上がる赤穂高剣道部
近畿2府4県の予選を勝ち抜いた強豪校が集まり、赤穂市民総合体育館で3月20日(日)に開催される高校剣道の「第4回近畿選抜大会」に地元・赤穂が初めて男女揃って出場する。部員らは「一戦一戦大切に戦う」と稽古に励んでいる。
各府県の新人大会4強が揃う大会。赤穂は昨秋の兵庫県新人で男女ともベスト4。男子は初、女子は3位になった第1回大会以来3年ぶりの出場を決めた。
部員数は男女各6人と少数精鋭。1月末には学校敷地内にある同窓会館に1週間宿泊して早朝練習を行う恒例の「寒稽古」を実施し、チームの絆がさらに強まった。
男子の入江悠斗主将(17)=2年=は「去年、地元の先生方から『来年は出ろよ』と励まされ、絶対に出場したいと思っていた。兵庫代表として恥ずかしくない試合をしたい」。女子の寺脇由真主将(17)=2年=は「強いチームにもひるまず、立ち向かっていきます」と闘志を燃やしている。
山本俊二監督(44)は「まだ発展途上のチームではあるが、せっかくのチャンスなので自分たちの力を出し切ってほしい」と健闘を期待している。
大会は午前9時半から開会式。予選リーグと決勝トーナメントで覇を競う。赤穂は、男子は八幡工(滋賀1位)郡山(奈良3位)、女子は近大附属(和歌山1位)桂(京都3位)と予選で同組となった。
市教委は市民優待の観戦席を用意。3月18日(金)まで先着約80人を受け付ける。電話43・6858(スポーツ振興係、ファクスは43・6895)。
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掲載紙面(PDF):
2011年3月12日(1936号)3面 (9,959,321byte)
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