2011年03月13日
風情を感じながら歩いた旧街道ウオーク
松の廊下の刃傷を知らせる早かごも通った高取峠をコースに「第5回赤穂義士ゆかりの旧街道ウォーキング」が13日にあり、東は大阪から西は広島まで約240人が参加した。
高野地区の住民らで作る「旧街道整備実行委員会」(山本薫会長)がルートを復活させて始まったイベントで今年5回目を迎えた。峠頂上までのコースを眺めの良い旧国道250号に変更し、後半は義士のロマンを感じる旧街道。JR西相生駅から坂越駅まで約10キロを歩いた。
旧街道にある丸太橋や階段は委員会メンバーの手で整備されたもの。夫と友人の3人で参加した団体職員の柳生有里さん(43)=太子町=は「風情ある道でタイムスリップしたみたい」と話していた。
主催者は当日、参加者に東日本大震災への義援金協力を呼びかけ。3万1580円が寄せられ、本紙を通じて寄付した。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2011年3月19日(1937号)4面 (9,651,727byte)
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