2011年03月17日
赤穂市立介護老人保健施設「老健あこう」が平成20年度以降、不適切な手続きを使って医療費負担を入所者に付け替えていた問題で、同施設が19年度以前の付け替えの有無について調査していないことが16日、市議会の民生生活委員会で明らかになった。
「19年度以前は、付け替えはなかったのか」との委員の質問に同施設の担当者は「それ以前についてはわからない。県の監査期間内を対象に調査した」と答えた。この点について、同施設は今月10日の本紙取材には「(19年度以前は)なかったものと思っている」と話していた。
この問題は、同施設が負担すべき入所者の医療費を公的医療保険の適用とするため、架空の退所手続きを行っていたもの。これにより、入所者は本来自己負担する必要のない診察費や医薬品代を支払わされていた。同施設は付け替えが発覚した入所者に対する返金経費を新年度予算案に計上している。
[ 社会 ]
関連サイト:
掲載紙面(PDF):
2011年3月19日(1937号)3面 (9,651,727byte)
コメント
民生生活委員会で質問されることは必至だろうのに・・・担当部署は調べてなかったのか?
それともまだ不味い事があるの?
地震と年度変りで有耶無耶にされかねないが明確に知りたいと思う。
投稿:墓荒らし 2011年03月18日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。