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御崎小が環境大臣会合の関連事業モデル校に

2008年04月26日

  • 神戸での実践発表会に向けて一丸の御崎小4年生

    神戸での実践発表会に向けて一丸の御崎小4年生

 来月神戸で開かれる「主要8カ国(G8)環境大臣会合」(24〜26日)の関連事業「ひょうごの環境学習・教育実践発表会」のモデル校に御崎小学校が選ばれた。尾上慶昌校長は「自信を持って発表してほしい」と児童に期待している。
 発表会は環境大臣会合に合わせた今年だけの特別事業。県と県教委の主催で5月21日(水)に神戸国際会議場メインホールで実施される。
 御崎小は数年前から海を題材に環境学習を行っている。昨年は3年生が「御崎の海ってどんな海?」をテーマにアマモ再生プロジェクト、シュノーケリング体験などに通年で取り組み、生き物と自然のつながりや命の大切さを学んだ。
 地元漁協やNPOの協力を得ながら進める活動内容が「地域とのつながりがみられるすばらしい活動」(県)とモデル校に選抜。「体験型環境学習の好例」として白羽の矢が立った。
 発表の大役は昨年度に学んだ新4年生47人。活動を記録した映像と写真を映すスクリーン横で児童が芝居仕立ての実践報告をする楽しい趣向。原稿は児童らが相談して作成し毎日少しずつ練習に励んでいる。
 最初は“大臣会合”の言葉にやや気後れしていた児童らも「自分たちがすごい活動をしていたんだなと思った」(池田夢華さん)、「会場の後ろまで聞こえるように大きな声で発表したい」(尾崎智康君)とやる気が高まっている。
 昨年から続いて担任の段千香子教諭(41)は「活動を通して、海に対する児童の願いがどんどんふくらみ、積極性が出てきた」と子どもたちの成長を実感。「大好きな御崎の海を守りたい―という思いをしっかり発信してほしい」と発表会を心待ちにしている。


社会子供 ]

掲載紙面(PDF):

2008年4月26日(1792号)1面 (8,097,149byte)


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