2011年03月20日
家内安全などのご利益を願った「お砂踏み」
「瀬戸内三十三観音霊場」の一つ、加里屋の花岳寺で17日、「お砂踏み」が行われ、大勢の壇信徒が参拝した。
昭和60年の霊場開創以来、毎年1回各寺持ち回りで開かれ27回目。各寺院の境内から持ち寄った砂を踏むことで、すべての霊場を巡礼したのと同じご利益があるとされる。花岳寺で行われるのは初めて。
参拝者たちは坐禅堂外単の床に並べられた各寺院の砂を順番に踏みながら、壁に掛かった「守り本尊」に合掌。4年前から毎年参拝しているという倉敷市の主婦、原田幸子さん(71)は「毎年の楽しみにしています。今回も家族の健康や幸せを願いました」と晴れやかに話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2011年4月2日(1939号)3面 (8,760,281byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。