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人形たちと最期の別れ

2011年04月03日

  • 大石神社で行われた人形供養祭

    大石神社で行われた人形供養祭

 上仮屋の大石神社で3日、恒例の人形供養祭が行われ、使われなくなった日本人形やぬいぐるみなどの霊をなぐさめた。
 26回目となった今年は、市内外375人から過去最多の8000体を超える人形が寄せられた。神職が依頼者の名前を読み上げた後、祭壇に並んだ人形を大幣(おおぬさ)で清めた。
 買ってから30年以上になるという7段飾りのひな人形を持参した福崎町の主婦、三木美捺子さんは「私が生まれたときのお祝いの人形と聞いています。最近は飾ってあげることが少なくて。寂しいけど、今までの感謝の気持ちが伝わったと思います」と話していた。


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