2011年04月19日
赤穂の夏の風物詩「土曜夜店」にかつてのにぎわいを取り戻そうと、主催の花岳寺通商店街(尾上友宏会長)が夜店を盛り上げるためのアイデアを市民から募集している。
同商店街の夜店は30年ほど前までは6月からお盆までの1と6が付く日に開かれ、「一六夜店(いちろくよみせ)」の呼び名で親しまれた。最も多かったころには30軒近い露店が立ち並び、店内も人が多く、通りはまさに芋の子を洗うようなにぎわいがあったという。
しかし、少子化の影響などもあって年々人出が減少。土曜日の週1回とし、開催期間も7月までに短縮された。露店の数も最盛期の半数程度になった。商店街自体も店舗数減少、経営者の高齢化が進み、「いつまで存続できるかどうかわからない」との声も聞かれる。
とはいえ、明るい材料もある。5年ほど前からは関西福祉大の学生が地域活性化の事例研究を兼ねて夜店運営に協力。流しそうめん、子ども向けゲームなどを企画し、盛り上げに一役買っている。また、平成18年から7月上旬に実施されている「赤穂元禄ゆかたまつり」が夜店と同日開催され、「風情がある」と来場者から好評だ。
「魅力のある夜店にして、昔のようなにぎわいを復活させたい」と尾上会長。「音楽、文化、スポーツなどジャンルを問わず、幅広くアイデアや知恵を提供してもらえれば」と話している。
4月末まで募集。また、運営全体について話し合う準備会議のボランティアメンバーも募集している。初回は4月28日(木)午後7時から加里屋まちづくり会館。問合せは電話42・2705(ともや手芸店)まで。
[ お知らせ ]
掲載紙面(PDF):
2011年4月23日(1941号)3面 (9,653,184byte)
コメント
「ちんどんや」を呼んだらどうでしょうか?話題作りにもいいと思うのですが・・・
聞いた話ですが、神戸大学のちんどんやサークルは低料金で活動されてるみたいです。
投稿:バカ殿 2011年05月03日
たくさんのアイデアありがとうございます。先日の企画会議でも参加していただいた方々から、素敵なアイデアまた行事協力などをいただきました。本当にありがとうございます。年々すたれていく商店街の中で自分たちだけでは限界に近付いてきていました。80年以上も続いた夜店を終わりにしたくないとの思いから民報さんに取り上げていただきました。100年200年と続いていける夜店になったらいいなあと思っています。これからもずうっと皆様方の貴重なご意見をお待ちしています。よろしくお願い申し上げます。
投稿:花岳寺通り商店街会長 尾上 2011年05月01日
花岳寺通商店街は、このコメント欄で募集しているのでしょうか?
本気で考えたアイディアなら、きちんと問い合わせ先に応募すべきだと思います。
投稿:赤穂一のアホ 2011年04月26日
手作り市。手作り雑貨やクラフト、アートものなどのフリーマーケット。
赤穂には可愛い雑貨屋さんなどが皆無なので、人が集まると思います。
投稿:がんばろう日本 2011年04月25日
東北関東大震災の被災者チャリティバザーはもうされないのですか?
ボランティアや、市民からの物品を募って、開催されると賑わうと思うのですが。
協力したい人も多くいると思います。
投稿:akari 2011年04月22日
花岳寺の境内で、奉納わんぱく相撲。子供の健康を祈願して。形だけの相撲をしたら良いと思います。
投稿:わんぱく相撲 2011年04月21日
パントマイムやジャグリング等、老若男女問わず盛り上がりますと思います。
投稿:大道芸や提灯行列 2011年04月19日
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