2011年04月25日
緊急消防援助隊としての任務を果たした市消防職員
東日本大震災の被災地で救援活動などを行った赤穂市消防本部「緊急消防援助隊(緊援隊)」の解散式が25日、加里屋の市防災センターで行われた。
緊援隊は震災当日の3月11日夜に1次隊5人がポンプ車で出動。兵庫県隊の一員として宮城県山元町で行方不明者の捜索などを行った。以降もほぼ1週間単位で交替要員を送り、今月24日に最終の11次隊が無事に帰還した。
式典では、第1次隊で隊長を務めた三中正登・救急救助課長(48)ら派遣職員38人全員が整列。全員で黙とうした後、豆田正明市長が「氷点下になった日もあったと聞いた。使命感を持って活動され、ご苦労さまでした」とねぎらった。
今後も被災地からの要望があれば派遣を再開する方針という。
掲載紙面(PDF):
2011年4月29日(1942号)4面 (15,179,884byte)
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