赤穂民報

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河川の安全守るエンジンを分解整備

2011年05月03日

  • 竣工後初めてのオーバーホールが行われている細野町の加里屋川排水機場

    竣工後初めてのオーバーホールが行われている細野町の加里屋川排水機場

 細野町にある加里屋川放水路排水機場で動力エンジンの分解メンテナンスが行われている。竣工から30年近く経過し、経年劣化の可能性もあることから管理者の県光都土木事務所が実施。5月末を目途に整備を完了し、出水期に備える予定だ。
 同排水機場は昭和51年の洪水災害を契機に整備が始まり、57年4月に完成した。毎秒4トンの排水能力を持つポンプ3機を備え、加里屋川の洪水を千種川に強制的に排出する。実際の操作は県から委託を受けた赤穂市が民間業者に発注して行っている。
 過去にも排水管やケーブルなどの周辺設備については随時補修してきたが、動力機本体のオーバーホールは竣工後初めて。エンジンが据え付けられている建屋2階にポンプメーカーの従業員6人が入り、1機ずつ順番に整備している。
 エンジンは部品を分解してさびを除去。ピストンリング、弁のパッキン、計器類などを新品に取り替えた。担当者によると、「排水するのは淡水なので、年数の割に傷みが少ない」という。
 兵庫県は、県が管理するすべての排水機場について、長寿命化計画を来年度中に策定する方針。同土木事務所の河川砂防第1課は「故障やトラブルの芽を早めに摘み取るのがねらいで、コスト削減にもつながる。計画に基づき、ポンプ部分の分解整備もいずれ行いたい」と話している。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2011年5月14日(1943号)3面 (9,664,848byte)


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コメント

毎秒4トンの排水能力を持つポンプ3機
単位が間違ってないかな?

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投稿:うん 2011年05月15日


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