2011年05月09日
公選法違反の罪で起訴された赤穂市議の池田芳伸被告(60)が9日、議員辞職する意向を議会関係者に伝えたことがわかった。
正副議長と事務局長が同日午後4時から相生警察署で勾留中の本人に接見。池田被告は「議会と市民に迷惑をかけた。保釈されたら辞職届を提出するつもりでいる」と自ら語ったという。
市議会は同日、接見に先立って開催した会派代表者会で、「本人に辞意がない場合は辞職勧告決議案を6月議会に上程する」との方針を確認していたが、辞意がわかったため取りやめる。
藤本敏弘議長は「本人の決断を尊重したい」とし、勾留が長引くような場合は「再度接見し、辞職届への署名を求める」との考えを示した。
関連サイト:
掲載紙面(PDF):
2011年5月14日(1943号)1面 (9,664,848byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。