2011年06月02日
大津川に設置された河川監視カメラ
洪水時の避難判断に役立てるために兵庫県光都土木事務所が運営している千種川流域の河川情報サイト「水守(みずもり)」の監視ポイントが赤穂市内に初めて設置され、1日から稼働した。
「水守」は平成20年にシステムを構築し、昨年6月から一般公開された。監視ポイントに取り付けたカメラが河川の様子を24時間撮影し、おおむね2分毎に静止画にしてホームページ(HP)にアップ。携帯電話版のHPもあり、パソコンを持っていない人でも情報を得ることができる。
赤穂市内で監視ポイントが設置されたのは、▽千種川(有年橋と高雄橋)▽長谷川(上管生橋)▽大津川(船渡橋)の計4カ所。上郡町、佐用町など5カ所にも増設され、監視ポイントの数は全部で23カ所になった。いずれも下流側から橋の方向を撮影。赤外線投光器を備え、夜間でも様子を見ることができる。水位計も取り付けられ、10分毎の測定水位がHPに表示される。
今回のポイント増設は当初、今秋に予定していたが、工期を前倒して出水期に間に合わせた。同事務所河川砂防第1課は「気象情報や市の災害情報と合わせて活用し、避難などに役立ててほしい」としている。今後は必要に応じて増設することにしている。
「水守」のURLは次の通り。
▼パソコン版=http://www1.winknet.ne.jp/~kasen01/pc.html
▼携帯版=http://www1.winknet.ne.jp/~kasen01/ktai.html
[ 社会 ]
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掲載紙面(PDF):
2011年6月4日(1946号)3面 (9,988,298byte)
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