赤穂民報

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池田被告、起訴事実認める

2011年06月09日

 4月の兵庫県議選相生選挙区における公選法違反(買収)の罪に問われた元赤穂市議、池田芳伸被告(60)=6月2日に辞職=の初公判が9日、神戸地裁姫路支部であり、池田被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。7月8日(金)に行われる次回公判で弁護側、検察側双方が被告人質問を行い、結審する見通し。
 検察側の冒頭陳述などによると、池田被告は同選挙で落選した谷口隆司被告(60)=同罪で起訴済み=と共謀し、3月19日から22日ごろ、相生市栄町の後援会事務所で運動員に対し、候補者名を連呼するなどの選挙運動への報酬として日当1万5000円相当を支払うことを約束。また、4月11日ごろ、同じ事務所で同様の選挙運動の報酬として現金約54万円を渡した。
 池田被告は半袖ポロシャツにスラックス姿で出廷。逮捕前に比べてやせた様子だった。公判後の本紙取材に対し、「ウグイス嬢を『桃太郎』(候補者と街頭を練り歩きながら候補者名を連呼する選挙運動)や自転車での選挙活動に従事させたことが選挙違反だとされた。指示したのは事実なので認めた」と語った。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2011年6月11日(1947号)1面 (7,736,668byte)


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