赤穂民報

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暴力団を断固拒否! 「断つ会」が巡回

2008年05月03日

  • 赤穂警察署に集合して巡回に出発する「暴力団と関係を断つ会」のみなさん

    赤穂警察署に集合して巡回に出発する「暴力団と関係を断つ会」のみなさん

 暴力団による不当な要求から自衛しようと、「暴力団と関係を断つ会」の飲食店分会は二月に一度の定例パトロールを行っている。
 同会結成当初から実施され、15年以上継続。偶数月の第2木曜日夜に分会員が交代で巡回し、暴力団員の入店を拒否している加盟店に異状がないか聞き取り調査を行っている。
 この日は当番の会員らが午後7時に赤穂署に集合。同署の刑事らと約15人が5班に分かれ、市内の飲食店108店を回った。加盟店には暴力団関係者によるトラブル情報はなかったが、非加盟店の中には「ややこしい連中のたまり場になっているところもある」などの情報が寄せられた。
 巡回に毎回参加している藤野高之会長は「どの店も断固として入店を拒否しており、りっぱ」と会員の勇気を評価。「会員同士の結束が暴力団を寄せ付けないことにつながる」と語り、「もし、暴力団員が店に入ってきたときは迷わずに110番を」と呼びかけた。
 同会では飲食店以外の業種も入会できる。問合せは赤穂署Tel43・0110


社会ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2008年5月3日(1794号)2面 (7,414,555byte)


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