2011年07月13日
地域住民が地場産作物を出品・販売する直売所「大津くろがねの里」
大津自治会(旧林茂存会長)が今春から月1回オープンしている地場産品直売所「大津くろがねの里」が利用者から好評だ。もともとは「住民同士の交流」を目的に開店したが、旬の作物が安価で購入できると評判。同自治会は「新鮮で安心安全な大津の野菜を食べてみて」と来店を呼びかけている。
村おこしの一環で木造平屋建ての空き店舗を改修して4月に開店。店名は地元のシンボル「黒鉄山」から取った。第3日曜日の午前9時から正午ごろまで営業し、野菜と加工品を販売している。生産者の名前が値札に書かれ、安心や信頼につながっているという。
高齢化や後継者難で農業の担い手が減少傾向にある中、大津地区でも近年は休耕地が見られるようになってきた。旧林会長は、「作ったものを買ってもらえることは生産者にとってやりがいにつながる。地産地消が進めば地域の保全にも役立つ」と話している。
7月は17日(日)が開店日。タマネギ、ジャガイモをはじめ朝採りのトマト、ナスビを直売。坂越産のちりめんじゃこも店頭に並べる。
直売所は新田交差点から三石方面に約1・3キロ先を右折約100メートル。問合せは市農林水産課Tel43・6840
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2011年7月16日(1952号)3面 (8,002,233byte)
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