2011年07月19日
赤穂義士の複製画を室井久和教育長に手渡す矢野英樹さん(右)
子どものうちから郷土が誇る歴史に接してもらおうと、忠臣蔵グッズ専門店の「わたや」=加里屋南=を経営する片浜町の矢野英樹さん(41)が市内すべての小中学校向けに複製画「赤穂四十七義士」(縦約84センチ、横約51センチ)を15点寄贈。19日に市教委で贈呈式があった。
討ち入り装束に身を固めた四十七士を描いた彩色画。一人ひとりの名前と享年が書かれている。原画は大石神社所蔵の「赤穂義士四十七人画像」(工藤仙之画、高山文堂書)で矢野さんが「忠臣蔵文化を広めたい」と同神社の許可を得て複製した。
「ふるさとの良さを語れる子どもたちの育成に役立ててほしい」と矢野さん。贈呈を受けた室井久和教育長は「児童、生徒の目につく場所に設置したい」と話していた。
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