2011年07月24日
伝統の海洋訓練で生島まで泳いで往復した坂越小の6年生児童
坂越小学校(小山寛校長)の伝統行事「海洋訓練」が24日にあり、6年生児童が坂越湾に浮かぶ生島への往復遠泳に挑戦。参加した40人全員が泳ぎ切った。
泳力別の4班で入水し、隊列を組んで約400メートル沖合いの生島へ。教諭やOB、赤穂高校水泳部員ら約50人が伴泳した。島で記念撮影してから復路へ挑み、出発から約1時間後に全員無事にゴールした。
明治・大正に行われていた「海上運動会」がルーツ。昭和55年に現在の形で復活した。 児童たちは行事の歴史についてOBや地域の大人から聞き取り。3日前からは学校プールで本番を想定した長距離泳を行い、当日に備えた。
スタート前は、やや不安そうな表情も見えた子どもたち。大野心平君(12)は「片道泳げたときに最後まで行けると思った。帰りは自信を持って泳げました」とうれしそうだった。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2011年7月30日(1953号)3面 (8,452,377byte)
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