2011年08月22日
素朴な味が好評だった高雄地区干瓢まつり
地元の農作物をまちおこしに活用しようと、「高雄地区干瓢まつり」が20日、高雄公民館で開かれ、約200人が来場。かんぴょうの巻き寿司、卵とじなどの試食のほか、皮むき体験を楽しんだ。
地区住民によると、同地区ではかつて、ほとんどの農家がかんぴょうを栽培していたが、昭和40年代後半から減少。「もう一度、特産品に」と高雄地区まちづくり連絡協議会(本家洋史会長)が呼びかけ、農家5軒が作付けた。
会場では地域の主婦たちが調理したエビ入り煮つけ、から揚げなどかんぴょう料理6品が振る舞われた。販売用の天日干し(50グラム、200円)は用意した50袋がまたたく間に売り切れた。
本家会長(70)は「昔は大人が皮をむき、干したかんぴょうを雨に濡らさないための見張り番は子どもの役目だった」と当時を懐かしみ、「まつりは予想以上に好評だった。来年はさらに盛大に行いたい」と意欲的だった。
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