2011年08月24日
高校最後の夏、ともに全国ベスト8入りした家入琢君(右)と宮本知彰君
幼稚園から中学まで一緒に学び、高校では別々のスポーツに打ち込んだ幼なじみ同士が、この夏の全国高校選手権でともにベスト8入りを果たした。2人は互いの健闘を称え合っている。
東洋大姫路高の家入琢君(18)=加里屋中洲=と相生産高の宮本知彰君(18)=南野中=。少年野球時代からの親友で赤穂中では家入君がピッチャー、宮本君はセカンドを守った。
家入君は甲子園を目指して強豪校に進学、宮本君はインターハイで活躍した兄の影響もあってボクシングに転向した。学校と競技が異なってからも電話とメールをやり取りし、励まし合ってきたという。
2人とも2年生までは全国大会には縁がなかったが、最後の夏に努力が開花。高校総体ライトフライ級に出場した宮本君は「兄のベスト16を超えたい」との公約を実現し、家入君は夢に見た甲子園でスタメン入りした上にヒットも放った。
2人とも大学に進んで競技を続けることを望んでいる。「道は違っても、互いに頑張ろう」と誓い合っていた。
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