2011年08月29日
東南海・南海地震を想定して行われた赤穂市防災総合訓練
年に一度の「赤穂市防災総合訓練」が28日、中広の千種川河川敷であり、市民と行政、消防など約800人が参加。東南海・南海地震と豪雨災害を想定し、避難誘導や炊き出しなどの手順を確認した。
市と自治会連合会の主催。例年は9地区持ち回りで実施しているが市制60周年を迎え、全地区合同で行った。
兵庫県消防防災航空隊による救助訓練ではヘリ1機が出動。千種川の中州に取り残された人を吊り上げ機を使って救出した。土のうや鉄板で堰を築く水防工法、模擬の倒壊家屋から負傷者を助け出すなど各種訓練に2時間半にわたって取り組んだ。
初期消火訓練に参加した福浦の自治会役員、宮本幸男さん(57)は「東日本大震災以降、自宅に水と缶詰を置くようにしました。万が一に備えたいと思います」と話していた。
[ 社会 ]
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。