2011年09月02日
防潮ゲートを閉める市職員
大型で強い台風12号の接近に伴い、赤穂市は2日午前、土木課職員が市内の防潮ゲート全49門を閉鎖し、高潮に備えた。市安全安心担当は「すでに近畿にも雨雲がかかり始めており、今後大雨の恐れもある。暴風に備え、家の周りの飛びそうなものを早めに点検してほしい」と警戒を呼びかけている。
気象庁によると、台風は2日午前11時推定で室戸岬の南約300キロの地点に位置し、時速約10キロで北北西へ進んでいる。このままの進路をとれば、3日未明に四国に上陸し、その後本州を横断する見込み。赤穂には同日午前に再接近するとみられる。
市は災害用に備蓄している土のう約2500袋を必要に応じて公共施設などに配備する方針。自主的に水防対策を行う市民にも一部を提供する。希望者は市土木課土木係(Tel43・6831)へ問い合わせてから中広の土木詰所へ取りに行けばよい。
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