2011年09月06日
反抗期の子どもたちとの接し方について専門家の話を聞いた学習会
思春期の子どもたちとの接し方について考える学習会がこのほど加里屋中洲の赤穂市民会館で行われ、教職員と保護者ら約140人が参加。反抗期への対処について基本的な心構えを学んだ。
「怒り・暴力の予防と教育的対応法〜あの時もっと良い対応ができたのでは? 後悔しないために〜」と題し、危機管理コンサルタントの新福知子氏が講演した。
新福氏は感情の起伏パターンを説明した上で、「前兆は表情や態度に現れる。毎朝のあいさつや声かけで読み取って」と対話の重要性を強調。行動ルールと違反した場合の対応を明文化するなど、迷惑行為の予防方法についても語った。
学習会は当初予定を40人ほど上回る参加があり、関心の高さがうかがえた。主催した「赤穂東中学校区青少年育成推進協議会」の末岡新太郎会長(47)は「子どもの声に耳を傾けることの大切さを再認識できた。機会があれば、より実践的な学習会を開きたい」と話していた。
掲載紙面(PDF):
2011年9月10日(1958号)4面 (9,901,819byte)
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