2011年09月08日
豊作を願って子どもたちが制作したかかし
全校児童で稲作体験に取り組んでいる高雄小学校(有田次秀校長)で8日、1・2年生47人が学校田に立てるかかしを制作した。
米作り体験は同校で20年以上続く伝統行事。かかし作りは低学年児童の受け持ちとなっている。
十字に組んだ竹に家庭から持ち寄った古着を着せ、1時間ほどで6体が出来上がった。さっそく田んぼへ運び、教諭らが杭に結束。麦わら帽子をかぶせたかかしは、ちょうど大人の背丈ほどになった。
6月に全校児童で植えた苗は順調に成長。10月中旬に刈り取り、収穫祭で餅つきする予定だ。2年生の安井一沙さん(7)は「お餅が楽しみ。たくさんお米がとれますように」と“見張り番”を見上げていた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2011年9月10日(1958号)4面 (9,901,819byte)
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