2011年09月12日
自殺予防を呼びかけた街頭キャンペーン
全国で年間3万人を超える自殺を減らそうと、赤穂健康福祉事務所が12日、管内自治体と合同で街頭キャンペーンを行った。
自殺予防週間(9月10日〜16日)にちなんで実施。赤穂、相生、上郡のJR駅3カ所にのぼりを立て、相談窓口の電話番号を記したポケットティッシュを乗降客に配った。
同事務所のまとめでは、赤穂市内では平成19年から3年間で30人が自ら命を絶っている。兵庫県は、ここ数年1300人台で推移している自殺者数を平成28年までに1000人以下に減少させることを目的に啓発活動を展開している。
自殺の原因にうつ病が大きく関係する場合が多いといい、「眠れない、食欲がない、人と話したくない、などの兆候が続いたら、一人で悩まず相談を」と同事務所。電話でも相談を受け付けている。Tel43・2321(平日夜間と土日祝は「兵庫県いのちと心のサポートダイヤルTel078・382・3566」。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2011年9月17日(1959号)4面 (5,990,298byte)
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