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郷土料理のおいしさ知って

2011年09月20日

  • 郷土料理が振る舞われた食育フェスタ

    郷土料理が振る舞われた食育フェスタ

 地元の家庭料理を紹介する「あこう食育フェスタ」が中広のイオン赤穂店で19日にあり、市民約60人が参加。小豆やカボチャなどを煮た「いとこ煮」、大豆の炊き込みご飯「まめじゃ」など4品が振る舞われた。
 地域の食文化普及を目的に赤穂市保健センターが主催。平田調理専門学校(上郡町)の平田恭子副校長(58)ら6人を講師に招き、調理実演も行った。
 コノシロの幼魚を塩と酢などに漬けて作る「つなし寿司」は昔ながらの姿作りと魚の上身のみを使う棒寿司の2種類を調理。おはぎは、あんで上手に包むコツを説明した。
 市が2年前に食育をテーマに行ったアンケート調査では、「赤穂の郷土料理」について市民の8割以上が「知らない」と回答。「作れる」と答えた人は1割にも満たなかった。
 平田副校長は「郷土料理は家庭で簡単に調理できるものが多いので、作ったことのない人もぜひ試してみては」と話していた。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2011年10月1日(1961号)3面 (8,224,040byte)


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