2011年10月04日
コミュニティ・スクールの一環として市内で初めて幼小合同で行われた運動会
鷆和の赤穂西小学校(亀井利信校長、98人)で1日、市内で初めて幼稚園と合同の運動会が行われた。大勢の観客が見守る中、児童と園児が元気にグラウンドを駆け回った。
同小は今年度、地域住民が学校運営に参画する「コミュニティ・スクール(CS・学校運営協議会制度)」の推進校に文科省から指定された。「地域(保護者)の来校機会を増やす取組を考えよう」と活動テーマを設定し、その一環として合同運動会を企画。赤穂西幼稚園(笠原裕子園長)の園児21人が参加した。
観客席には昨年より3割近く多い約430人が来場。手をつないで入場行進する児童と園児に目を細め、リレーや玉入れなどを一生懸命競技する姿に声援を送った。
CSは教育委員会から任命された保護者や地域住民らが、学校運営や教育活動などについて意見することができる制度。今年4月1日現在で全国789校が導入している。同省によると、学校への苦情が意見や提案、協力へと変化するなどのメリットがあるが、協議の形骸化や参画する住民が偏るなどの課題もあるという。
同小の推進校指定は2年間。今後もサツマイモ収穫祭や西部地区ふれあいジョギング大会などで地域交流を深める予定にしている。
掲載紙面(PDF):
2011年10月8日(1962号)4面 (9,439,080byte)
コメント
ご指摘ありがとうございました。修正しました。
投稿:赤穂民報 2011年10月05日
幼少合同→幼小合同ではありませんか?
投稿:サバービア 2011年10月05日
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