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人間の身勝手で不幸な子ネコ

2011年10月17日

  • 捨てられた子ネコが入っていた段ボール箱

    捨てられた子ネコが入っていた段ボール箱

 御崎の旧御崎小学校跡地で10日、生後間もないとみられる子ネコ4匹が捨てられているのを近所の女性が見つけた。子ネコは翌朝には行方がわからなくなり、女性は「獣に襲われたのでは。かわいそうなことをした」と哀れんでいる。
 女性の話では、植え込みの近くに横倒しに置かれた段ボール箱があり、中でネコが4匹うずくまっていた。捨てていった飼い主が入れたのか、ラップに包んだパンが置いてあった。翌朝、気になって再び見に行くと、一匹も姿が見えず、パンはそのままの状態で残っていたという。
 付近では2年前にもネコが捨てられていたといい、女性は「命を大切にしない人に生き物を飼う資格はない」と沈痛な表情で話していた。
 飼い主はペットを選べるが、ペットは飼い主を選べない。それだけに、動物を飼う以上は最後まで世話をするのが当然。避妊も飼い主の責任だ。


街ネタ ]

掲載紙面(PDF):

2011年10月29日(1964号)4面 (7,561,282byte)


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