赤穂民報

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“業者”を装い、高齢者宅で「訪問盗」

2011年10月19日

 嘘をついて人の家に上がり込み、住人の注意をそらした間に盗みをはたらく「訪問盗」が赤穂市内で発生し、警察が注意を呼びかけている。
 被害に遭ったのは、山手町で一人暮らしの80代女性。10月18日午前11時ごろ、「前の道路で水道工事をするので事前点検に来ました」と、水道業者を名乗る男2人が来訪。片方の男が「メーターを見ていてほしい」と女性を約20分間、玄関の外に引き留めた。2人が帰った後、引き出しやバッグに入れてあった財布から現金計3万数千円が不明に。女性が市上下水道部へ問い合わせ、工事の話がうそだとわかった。
 2人はいずれも30代ぐらいで白っぽい作業服姿。工具を持参して本物らしく装い、終始丁寧な口調だったという。「人を信用できない、いやな世の中になってしまいました」と被害女性。警察は「不審に感じたら、すぐに110番通報を」と話している。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2011年10月22日(1963号)4面 (6,838,440byte)


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