2011年10月22日
木村繁之さんが昨秋に撮影した鳥取県福部町のラッキョウ畑
南野中のアマチュアカメラマン、木村繁之さん(75)が一面紫色の花畑の写真を見せてくれた。
北海道のラベンダー畑と見間違うような光景は木村さんが昨秋、鳥取県福部町のラッキョウ畑を写した一枚。7、8年ほど前から毎年現地を撮り続けている木村さんにとっても、「これほど美しい色合いはまれ」といい、鳥取県が先月発行した情報誌にカラー見開きで掲載された。
同町は江戸時代から続く全国有数のラッキョウ産地。「砂丘らっきょう」のブランド名で年間1800トンを出荷している。紫色の花じゅうたんは深まる秋の風物詩。今年は80軒ほどある生産農家が7月から8月にかけて約110ヘクタールを植え付けし、10月下旬から2週間ほど開花する見込みだ。
「JA鳥取いなば福部支店」によると、今季も花芽の付きがよいらしい。木村さんは「今年はどんな景色に出会えるか」と楽しみにしている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2011年10月22日(1963号)4面 (6,838,440byte)
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