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かざぐるま、贈り続けて3000本

2011年10月22日

  • 城尾豊さんから子どもたちに贈られた手作りのかざぐるま

    城尾豊さんから子どもたちに贈られた手作りのかざぐるま

 8年前から手作りのかざぐるまを園児に贈り続けている市内の男性が、上仮屋北の「あけぼの幼稚園」に90セットをこのほどプレゼント。これで寄贈先は市内すべての幼稚園と保育所へ行き渡った。
 紅白や黄黒などカラフルな羽根が軽やかに回る。作ったのは北野中の城尾豊さん(81)。「子どもたちに喜んでもらえれば」と平成15年に有年幼稚園へ贈ったのをきっかけに、市内各園に順々に寄贈してきた。
 羽根は使用済みポスター、土台は栄養ドリンクの空き瓶をリサイクル。「万一割れても子どもがけがをしないように」と羽根と配色をそろえたビニールテープを丁寧に瓶に巻く。1セット作るのに30分ほどかかるという。
 これまでに作った本数は約3000本。子どもたちから「かざぐるまのおじさん、ありがとう」などとお礼の手紙や写真が届くこともあり、「それが何よりもうれしい」と顔をほころばせる。


子供ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2011年10月22日(1963号)1面 (6,838,440byte)


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