2011年10月29日
洪水に流されず発芽した“ど根性スイカ”
9月の台風12号による洪水で使用不可となっている細野町の千種川河川敷野球場に、スイカの苗が生えているのをグラウンド整備に訪れた赤穂野球少年団(河原智士団長)がこのほど見つけた。夏休み中にチームで食べたスイカの種が発芽したものとみられ、「洪水にも流されず、これぞ“ど根性スイカ”」と話題になっている。
苗は全部で5本あり、一番大きなものはツルの長さが約40センチ。黄色い花が2つ咲き、よく観察すると、直径5ミリ程の実が1個。うっすらとしま模様も見える。
チーム関係者の話では、7月末から8月上旬にかけて練習後のおやつに何度かスイカを食べた。いずれもバックネット裏のあたりで、今回苗が見つかったのと同じ場所だという。
これから気温が低下するため、実の成育は難しいが、河原団長は「洪水に流されずに芽を出しただけでも根性がある。子どもたちにも、このスイカのように強くなってほしい」と話している。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2011年10月29日(1964号)3面 (7,561,282byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。