2011年11月10日
練習を開始したハーモニー20周年記念合唱団
来年に開館20周年を迎える中広の赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で9日、「ハーモニー20周年記念合唱団」の結団式があり、7カ月後の公演に向けてさっそく練習を開始した。
同館は文化振興と市民交流の場として平成4年5月オープン。来年6月10日の開館20周年記念演奏会に出演する合唱団員を募集したところ、市内外から136人の申し込みがあった。
結団式には約100人が出席。野村勝美団長(65)=大橋町=は「心に染みる合唱ができるよう頑張りましょう」とあいさつ。団員に楽譜が配られた。
演奏会の合唱曲目は、フォーレ作曲の「レクイエム」、赤穂ゆかりの組曲「わが千種川」の2曲。団員たちはラテン語歌詞の「レクイエム」に振り仮名を書き込み、パート別に発声をレッスンした。
今後は水曜日の夜に同館に集まって練習。関西二期会オペラ研修所の小林正夫所長からも指導を受ける。本番では神戸室内合奏団のオーケストラ演奏をバックに混声四部合唱を披露する。
半年前に京都から転居してきた尾崎の主婦、吉田晃子さん(47)は20歳のころ以来のコーラス。「合唱を楽しみながら、知り合いも増やしたいです」と話していた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2011年11月12日(1966号)3面 (11,723,005byte)
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