2011年11月12日
澤昌宏君の作品「おおきくなってもこの町でくらしたい」
インターネット検索サイト「グーグル」が募集したロゴマークのデザインコンテストで、赤穂特別支援学校の小学部5年、澤昌宏君(11)=尾崎=が近畿地区代表に選ばれた。澤君の作品はグランプリを決めるネット投票ページに他の代表作品とともに掲載されている。
子どもたちを対象に、同社のロゴをモチーフとした「ドゥードゥル(いたずら書き)」と呼ばれるオリジナルのデザインを募集するコンテスト。世界31カ国で実施され、今年3回目を迎えた日本では小学生から高校生まで4部門計10万点を超える応募があった。
今年のテーマは「将来やってみたいこと」。同校は「子どもたちに自分の夢を表現してもらおう」と学校ぐるみで参加した。
澤君はロゴの輪郭が薄くプリントされた応募用紙に自分の名前を色鉛筆で書き入れ、全体を青、黄、赤の水彩で淡く着色した。ひらがなで一文字ずつ散りばめた名前をつなぐ伸びやかな色。自由と希望を感じさせる明るい作品に仕上がった。作品タイトルは「おおきくなってもこの町でくらしたい」。近畿地区・小学校4〜6年生部門の代表に選ばれた。
図工担当の中塚祐理子教諭(28)は「大胆に表現しつつも、色合いがしっかりしていている。まるで、澤君の優しい心を表しているようです」と褒めていた。
公開投票は同社サイトで11月20日(日)まで実施中。グランプリ作品は同社トップページに1日掲出される。
投票ページのURLは▽パソコン=http://www.google.co.jp/doodle4google/vote.html▽携帯=http://google.jp/d4g
掲載紙面(PDF):
2011年11月12日(1966号)1面 (11,723,005byte)
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