2011年11月19日
子どもたちが夢を形にした「お菓子の家」づくり
小学生対象の親子交流イベントが19日に新田の関西福祉大学であり、子どもたちがパンとクリームなどで“お菓子の家”を作って保護者にごちそうした。
同大でスクールソーシャルワーカー養成課程を専攻している4回生14人が「時間を忘れて夢中になって、親子の絆が深まるイベントを」(実行委員長・新開文香さん)と企画。「さあ一緒に!魔法使いの旅に出ようーみんなで作るお菓子の家」と題し、親子約70組が参加した。
「あこうぱん」の鈴木誠さん(41)の協力で、パンやクリームなど「家」の材料となる食材十数種類を用意。子どもたちだけの5〜6人ずつのグループで相談して完成イメージを固めると、抹茶食パンや紫芋のメロンパンなどを積み木のように組み合わせた。
チョコチップや粉砂糖で飾り付け、出来上がった作品は「白雪姫の宮殿」や「王子様のお城」など、どれも夢いっぱいの出来映え。「将来の夢はケーキ屋さん」という高野の小学2年、尾上琴音ちゃん(7)は「屋根が上手にできた」とにっこり。父の仁史さん(35)は「娘が作ったケーキは、甘くて、柔らかくて。とにかく格別においしいです」とうれしそうに味わっていた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2011年12月17日(1971号)4面 (9,929,029byte)
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