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崩落市道の整備案にバイパス追加

2011年12月03日

 がけ崩落による一部通行止めが続く市道浜市高雄線の迂回路整備計画について、赤穂市は通行止め個所に並行する市道をバイパス化するプランを追加し、このほど地元説明会を開いた。市は「大筋で地元住民の賛同を得られた。来年度中の着工、完成を目指して詳細設計に入りたい」(土木課)としている。
 浜市高雄線の整備をめぐっては今年8月、市が地元説明会を実施。崩落現場の復旧を断念し、木津大工村幹線から県道佐伯線をつなぐルートをメーンの迂回路とする案を示した。住民からは「元の市道にもっと近い道路を整備してほしい」(月見草地区)「災害時の避難が遠回りになる」(目坂地区)など、集落の北側へ通じる迂回路の要望が多く、市が再検討していた。
 追加プランは26日と27日に月見草、目坂地区での説明会で公表された。それによると、通行止め区間の約60メートル東に並行する木津高雄線(全長約350メートル)を幅員7メートル(うち歩道部分2メートル)に拡張。普通車の対向通過を可能にするという。
 住民は「元の道を復旧してもらうのが理想だが、お金がないと言われたら仕方がない」(月見草の女性)とおおむね承服のムード。「通学路でもあるので、大型車は通さないでほしい」(目坂の男性)といった安全対策に関心が移りつつある。


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関連サイト:

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掲載紙面(PDF):

2011年12月3日(1969号)1面 (12,068,666byte)


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