2011年12月23日
「伊達直人」を名乗る男性から届いたケーキとイラスト
新田の児童養護施設「さくらこども学園」(川村宏司施設長)へ23日、入所児童数と同じ数のショートケーキが届けられた。「伊達直人」名の手紙が添えられており、思わぬクリスマスプレゼントが子どもたちを喜ばせた。
贈られたのはイチゴショート38個。「伊達直人」を名乗る人物から注文を受けた御崎の洋菓子店「天と海と菓子とSANPOU」が同日朝、施設へ配達した。
手紙はワープロ打ちで「ささやかですがクリスマスケーキをお贈りしました。皆さんと一緒にお召し上がり下さい」「夢や希望を大切に」などのメッセージ。「伊達直人」の文字の後ろに「M・M」のイニシャルが印字されていた。また、タイガーマスクの手描きイラストのコピーも添えられていた。
配達した同店の話では、2日前に匿名の男性から注文の電話があり、その日のうちに代金を持参。その際、手紙とイラストを店に預け、「自分のことは誰にも明かさないで」と念押しして帰ったという。
ケーキは子どもたちのこの日のおやつに。川村施設長(48)は「多くの人に見守ってもらっているということを実感した。子どもたちはタイガーマスクのことを忘れないでしょう」と感謝していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年1月1日(1973号)4面 (5,460,312byte)
コメント
いいこととわかっていても、なかなか一歩が踏み出せない。この話 きいて イキなひとが赤穂にいるんだなと感じた。
投稿:masaki 2011年12月25日
悪い話はいっぱい転がっている中、ほのぼのと心が温かくなる話題、ありがとうございます。子供たちの輝ける未来を願って、心を込めてありがとうございました、伊達直人様。
投稿:sou97 2011年12月24日
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