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“猫の手”借りて開運招福

2012年01月01日

  • 「忠臣蔵招き猫〜内蔵助と安兵衛〜」

    「忠臣蔵招き猫〜内蔵助と安兵衛〜」

 大願成就を果たした義士にあやかった縁起物「忠臣蔵招き猫〜内蔵助と安兵衛〜」が新発売。加里屋南の忠臣蔵グッズ専門店「わたや」で予約注文を受け付けている。
 中広のデザイナー、マエカワマサミさんが黒ネコを義士に見立てて制作した「ザ・47ブラックキャッツ」の人形を招き猫にアレンジ。金屏風を背に大石内蔵助像と堀部安兵衛像を対にした。
 内蔵助像(高さ15センチ)は金運上昇の右手を、安兵衛像(同13・5センチ)は千客万来を呼び込むとされる左手を挙げている。100セット限定で制作し、シリアルナンバーを刻む。
 義士を率い、苦難を乗り越えて本懐を遂げた内蔵助。安兵衛は当時江戸にあった歯磨き粉屋の店舗看板を揮毫して大繁盛させたと言われている。また、同店によると、黒猫は元来、家内安全と無病息災の象徴として信仰された縁起の良い動物なのだとか。
 「内蔵助、安兵衛と黒ネコの組み合わせは、不景気に負けずに福を招く縁起物にぴったり」と同店。「開店祝など贈答にも使ってもらえれば」と話している。
 1セット2万2000円(金屏風、毛せん付)。Tel42・1151


商業・経済 ]

掲載紙面(PDF):

2012年1月1日(1973号)4面 (5,460,312byte)


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